大腸カメラ検査
(大腸内視鏡検査)

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大腸ポリープ

大腸ポリープとは、大腸にできる「いぼ」のように盛り上がった病変です。これらは形状や大きさが様々で、1mm程度の小さなものから数cmになるものまであります。

ポリープには、良性のものから悪性のものまでさまざまな種類があります。 過形成性ポリープ、腺腫、がんなどが含まれます。

クリーンコロン(ポリープのない大腸)を目指します

クリーンコロン(ポリープのない大腸)を目指します

大腸がんの予防で大切なのは、大腸内にポリープがない、またはすべてのポリープが取り除かれた状態(クリーンコロン)を維持することです。

なぜならば、大腸ポリープの一部は時間が経つとがんに進行する可能性があるからです。
特に腺腫と呼ばれるタイプのポリープは、がんに移行するリスクがあるため、早期に取り除くことでがんを予防できます。

大腸ポリープの原因

大腸ポリープの原因ははっきりしていませんが、以下の要因があると言われています。

  • 遺伝(ご家族に大腸ポリープが多い、大腸がんにかかったなど)
  • 年齢(50歳以上)
  • 食生活(高脂肪・高カロリー食、加工肉の摂取が多いなど)
  • 肥満/飲酒など

ご家族に罹患者がいる方は定期的な検診を

Point 01

ご家族に罹患者がいる方は 定期的な検診を

大腸がんは、とくに遺伝要素が強いと考えられいます。
血のつながった家族に大腸がんになった方がいる場合は、30代くらいから定期的に大腸の検査[特に大腸内視鏡検査(大腸カメラ)]をおこなうことをおすすめします。

大腸内視鏡検査を行う頻度

Point 02

大腸内視鏡検査を行う頻度

大腸内視鏡検査で、3~4年以上あけてしまうと、大腸がんが進行した状態で見つかる可能性が高くなるとされます。
当クリニックでは最初は1年後、その後は2~3年ごとに検査を行うことをおすすめしています。

大腸ポリープの治療

ほとんどの大腸ポリープは大腸内視鏡検査をしている間に切除することができます。(切除するときに痛みはありません)

ポリープが良性か悪性かを確定するためには、病理組織検査が必要です。ポリープを取り除き、顕微鏡で詳しく調べることで、がんの有無やその他の異常を確認できます。

ポリープの取り扱いに関しては患者さまの状況やポリープの特性(数、大きさ、形状、位置など)によって医師が判断します。
ご不安・ご不明な点があれば、お気軽に外来診察にてご相談ください。

大腸ポリープの治療